お笑いありです。
三大新聞の力について。
昔、自分がAさん(女性)の依頼で、S県N市の警察に行った時のお話しです。
このAさんのお兄さんが、N市の海岸で波にのまれて行方不明となります。
水難救助隊や海上警察などの手で捜索が行われますが、発見されず遭難とされました。
そこでAさんがお兄さんの遺品を整理すると、海外旅行保険が出てきます。
死亡保険金が1000万円の保険です。それでAさんがこの保険会社に連絡すると、
「お兄さんが海難に遭遇し、警察が捜索した」との警察の証明書のような書類が必要との事で、Aさん通訳の人と一緒に警察へ行き相談したそうです。
ところが、警察ではこのAさんを門前払いします。
その理由がAさんにはわからず。H市の自分の事務所に相談にきます。
それで、Aさんと、自分、そして事務所通訳の3人で再び、N市の警察に説明を聞きに行きます。
すると、警察では「そのような公的書類は発行していない」との説明でした。
そこで自分は、何故保険会社は、公的な機関が発行しないような書類を提出させようとするのでしょうか?
なんとかお願いしますと粘ります。
しかし警察は発行していないとのいってんばりです。
一時間くらいが経過して、
自分はAさんに「いや~これはいくら粘っても無理のようですね。諦めましょう!自分もこれからS新聞の記者さんとの取材の約束があり、そろそろ帰らないと時間が間に合わなくなります」と話しました。
すると、その担当官が「え?S新聞の取材ですか?そのようなお仕事されているのですか?」と聞きます。
自分は「それがなにか?」と答えると。
担当官は「少しお待ちください。上司と相談してきますから」「お時間あとどれくらいあります?」
自分は「15分位ならなんとか」と答えます。
少し待つと担当官は「あと15分だけお待ちください。証明書は別な者がいま作成していますから」と
自分「は~~」
15分後「これでいいですか?」
自分はAさんに「良かったね~」
正直言って自分もこれには驚きました。これ以来マスコミとの持ちつ持たれつの関係が始まります。
この事案はそれから10年後(7年後の誤り)、N県のボランテア団体の助力によってAさんに保険金が渡されたと、Aさんから電話がありました。
メデタシ、メデタシ
当時、自分の事務所には月間300件以上の相談が持ち込まれ、自分が直接解決できる事案は月に15件程度、その他弁護士さん、医療関係さん、
社労士さん、労働組合などの手で解決できる事案が月に30件程度で、月に45件程度しか解決できない状況でした。
そこで、三大新聞をメインとして案件情報を提供、マスコミによる相乗効果を狙ったものです。
その代表的なものが、「労働者の定義」「前借金相殺禁止」「罰金を前提とする労働契約の禁止」」「「労災かくし」などでした。
その当時これらの法律は過去のもので忘れ去られていた法律でした。
それで、S紙、M紙、Y紙の各記者さん達が自分の自宅に深夜に及ぶまで入れ替わり立ち代り世間話をしに来ていました。
その世間話の中から、適当な題材を選びそれぞれ(記者さん達は)個々取材して記事にしていました。(笑
S紙(朝日)M紙(毎日)Y紙(読売)
記事の訂正とお詫び。この記事には10年後とありますが、失踪宣告は7年です。したがって7年後に訂正してお詫びします。
なんせ昔の事で、頭がボケてきてます。
持ちつ持たれつですか・・・気配は察していましたが
大手の新聞の力はあるんですね。
なんだかなぁ~です。
>なんだかなぁ~です。
個人単独の力などなんの役にも立たない。それが現実です。しかし個人の力があつまれば強大な力を持ちます。
>持ちつ持たれつですか・・・気配は察していましたが
持ちつ持たれつとは、当時これら労働者に関する悲惨な事例が多発し、個々に解決するのも件数があまりにも多すぎました。
その問題が発生する根幹を断ち切る事が重要な課題でもありました。そこで、マスコミの方々に協力を御願いして、その記事が持つ波及効果と相乗効果を狙ったものです。
おはようございます^^
こういったケース、よくあります。
マスコミの力、恐るべしですもんね(笑)
>こういったケース、よくあります。
やっぱありましたか(笑
わたし 父が元警察&元新聞社勤めだったので よっく理解できましたw
>父が元警察&元新聞社勤めだったので よっく理解できましたw
そうすると第9話で、自分がぼかして記事にした部分も理解できているかも?
あからさまに書くとまずい部分です。(笑
警察関係者もいい加減なところが
あるのですね(怒)
困ったときはマスコミを見方につける!
ハイ!ご教示ありがとうございました^^。
>困ったときはマスコミを見方につける!
それが問題解決の糸口になるかと思います。次の記事で三大紙が何故それだけの影響力を持つのかについての説明します。それは自分が記者さんに何故?と質問した時のお話しです。
こんばんは。
まさか、こんなことが~
・・・なんだけねぇ^^
個人の力って><;
ぽち
>個人の力って><;
行政に対する個人の力は皆無と思います。
行政は前例の無い事。上からの指示が無い案件について、「ここの窓口ではない」
「あちらの窓口では?」とたらい回しにて、個人が諦めるのを待つと思われます。
その理由としては、その担当者が独断で処理すると責任問題に発展するかも知れないからと推測されます。
出せないはずの証明が、新聞社の名前を出した途端、出る。
不可解な話ですね。
しかし、保険金が降りるまで、10年もかかったですかぁ。ん~、これも、なかなかに不可解です。
そうですね。
個人の力では、どうにもならない事って多すぎます。ですから、弁護士とか何やらいう職業があるんでしょうけど。
状況をご理解されていないようですね。?(笑
記事の訂正とお詫び。この記事には10年後とありますが、失踪宣告は7年です。したがって7年後に訂正してお詫びします。
ただし、弁護士はこのような細かな案件の依頼は受けないかもしれません。また弁護士料がかかりますね。
警察の対応にはあきれたものですね・・・
こういうことがおそらく日常茶飯事なのでしょうね・・・
>こういうことがおそらく日常茶飯事なのでしょうね・・・
行政はご都合主義ですから、強気に弱く、弱気に強くというのが行政の対応かと思われます。
「実話」・・・なんですよネ。^^;
いかにもありそうな話だな~と思ってしまうのがオソロシイような・・・
>いかにもありそうな話だな~と思ってしまうのがオソロシイような・・・
当時の行政窓口では殆どこれと同じ対応でした。前例のない事については現在も同じかと思われます。
おはようございます
見事な手のひら返し?
今まで、がんとしてそのようなのは発行していないと言いながら
有名新聞の名を聞いた途端・・・・
いとも簡単に・・・・
ニコラスさんの力?・・・・・S新聞かぁ~
>ニコラスさんの力?・・・・・S新聞かぁ~
その時点まで自分は知りませんでした。そうですS(朝日)新聞です。(笑
行政の裁量ってのは、面倒と責任のパワーバランスから成り立っている部分が大きいですね。作成可能な書類を作成する面倒くささと、作成しなかったときの責任の所在のヤジロベエ。出すべきでないものを出したときの非難と出すべきものを出さなかったときの批判・・・
私の子供が小学生のころ、500円玉を拾って近くの交番に持っていったら、おまわりさんから、「キミにはシュウトクブツトドケデというむずかしいショルイはかけないでしょ。おうちに持って帰っておかあさんにそうだんしてからおいで。」と言われたそうです。
子供と親の規範意識を試すつもりはなかったんだろうけど、何だか変。
その500円はどうなったかって?・・・(笑)
>行政の裁量ってのは、
前例というものらしいです。前例がなければ、その担当者の責任問題となるそうです。
ですからその前例を作るのが自分の仕事でした。(笑
その500円は謎かも
おはようございます…(^_^)なんか笑えない背景のお話ですが、笑っちゃいます…(^m^)
このN警察での出来事は笑ってしまいました。まさかと思いましたよ。